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「点を取りに行け」…指揮官の期待に2ゴールで応えたU-23代表FW久保

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[1.16 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選GL第2節 U-23タイ 0-4 U-23日本 グランド・ハマド・スタジアム]

 北朝鮮戦で沈黙したU-23日本代表FW久保裕也(ヤングボーイズ)は、後半26分にピッチへと送り込まれる。手倉森誠監督から「点を取りに行け」と言葉を掛けられて――。

 ゴールを渇望する久保に決定機が訪れたのは投入からわずか4分後、2-0とリードを奪って迎えた後半30分だった。インターセプトしたDF岩波拓也(神戸)がボールを持ち上がると、最終ライン裏へとスルーパスを通す。このボールに反応したのが久保だった。完全に抜け出してGKとの1対1を迎えると、右足でシュートを狙う。「ゴロで狙ったのですが浮いてしまって」と語ったボールはGKに当たりながらもゴールマウスへと吸い込まれ、チーム3点目が生まれた。

 今大会自身初ゴールに「入って良かった」と素直に喜びを表したストライカーは乗った。後半38分にはFWオナイウ阿道(千葉)のパスから抜け出してPA内に進入すると、相手のファウルを誘ってPKを獲得。久保は「(南野)拓実に蹴らそうと思った」とこの日が誕生日のMF南野拓実(ザルツブルク)にPKを任せようとしたことを明かしつつも、「でも、自分で蹴りました」と自身がキッカーを務めると、きっちりとネットを揺らして自身2ゴール目をマークした。

 4-0の快勝、そしてグループリーグ突破へと導いた。「自分も取れましたし、何よりも前線の選手が取れたのでチームの勢いになります。自分が乗って行けばチームのためになると思う」と今後の試合でもチームに勢いをもたらすゴールを狙い続ける。

 手倉森監督は久保に19分間の出場時間を与えたことに、「点を取る時間を十分に与えるという話をしていました」と答えた。そして、ストライカーは見事に結果で応えた。そんな久保に指揮官は試合後、「ナイスゴール」と労いの言葉をかけた。

(取材・文 折戸岳彦)

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