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キャプテンの覚悟…U-23代表MF遠藤、病み上がりも2試合連続フル出場

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[1.16 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選GL第2節 U-23タイ 0-4 U-23日本 グランド・ハマド・スタジアム]

 インフルエンザを発症し、5日間隔離された。病み上がりのはずだ。しかし、2試合連続で先発フル出場を果たし、チームを決勝トーナメント進出へと導いた。MF遠藤航はU-23日本代表キャプテンとして絶大なる存在感を示している。

 タイ戦では攻撃のけん引役となる「タイのメッシ」ことMFチャナティプに仕事をさせない。「18番(チャナティプ)のところがポイントになると話はしていたので、そこを自分のところで抑えられれば」と語ったように、的確なポジショニングからの鋭い寄せで相手の要注意人物に自由を与えず、簡単には前を向かせなかった。

 そして攻撃面でも魅せる。前半27分、MF矢島慎也(岡山)からパスを呼び込むと、センターサークル付近から最終ラインの裏へと鮮やかなパスを通してFW鈴木武蔵(新潟)の先制ゴールを演出した。

 攻守に貢献した遠藤はフィールドプレーヤーではDF岩波拓也(神戸)、DF室屋成(明治大)とともに2試合連続でのフル出場。コンディションは100パーセントではないかもしれないが、「『連戦で行く』と(手倉森誠)監督から試合前に言われましたが、自分もそういう準備をしてきました」とピッチに立ち続ける覚悟があったことを明かした。

「自分のところで運動量を多くしてボールに関わり、守備でも貢献できればチームとして落ち着くという意識でプレーしているので、その責任感は自分の中でしっかり持ってやらないといけない」

 そして、グループリーグ2試合で早々の決勝トーナメント進出を決めると「理想の展開になって良かった」と胸をなで下ろす。「コンディションはここからまた試合を重ねるごとに自分の中では良くなっていくと思います」と今後もコンディションを上げ、チームをアジアの頂点まで導こうと戦い続ける。

(取材・文 折戸岳彦)

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