beacon

98分にオフサイド弾…勝利逃したエバートン監督が判定に怒り「極悪非道」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 エバートンは16日のプレミアリーグ第22節で、チェルシーと敵地で3-3と引き分けた。ロベルト・マルティネス監督は、終了間際のチェルシーの同点弾は認められるべきでなかったと判定への怒りをあらわにしている。

 2点を先行しながらも追いつかれたエバートンは、7分のアディショナルタイムに突入した直後に勝ち越しゴールを挙げた。だが98分、DFジョン・テリーにヒールでの同点弾を献上。土壇場で勝ち点2を落とすこととなった。

 勝利を逃したというだけでも落胆のエバートンだが、テリーが明らかなオフサイドポジションにいたのだから、その怒りはなおさらだ。マルティネス監督は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように述べている。

「フラストレーションどころじゃない。私はとても怒っている。我々は終了間際のひどい判定で試合を落とした。しかも7分(のアディショナルタイム)を過ぎていたんだ。明らかだった。我々は非常にアンフェアな形で勝利を逃したんだ」

「誰もが、審判が審判の仕事をすることを望むものだ。副審も良い位置にいた。テリーは明らかな、明らかなオフサイドだったんだ。残念ながら、何も得ることができなかった。我々が勝ち点2を取り戻すことはない。それが何よりストレスだ」

 マルティネス監督の怒りは止まらない。

「中立な立場のファンにとっては、素晴らしい試合だった。だが、極悪非道な判定だったよ。本当に、本当にひどい。チェルシーのファンや関係者に聞いても、あれはオフサイドで、時間も過ぎていたと言うだろう」

「これは見方の問題じゃない。明白なんだ。世界最高のリーグでこのようなことを目にするなど、信じられない判定だ」

 イギリス『BBC』も、マルティネス監督のコメントを伝えている。

「悲痛な思いだ。説明はない。大きな、大きなミスだ」

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP