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バルサ、L・スアレスの前にアグエロ獲得を狙っていた スビサレッタ前SDが告白

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 バルセロナのスポーツディレクターを務めていたアンドニ・スビサレッタ氏がスペイン『マルカ』のインタビューに応じ、同クラブがマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロの獲得を実際に狙っていたことを明かした。

 2015年1月にバルセロナとの契約を解消したスビサレッタ氏。元スペイン代表GKが率いたスポーツ部門は2014年夏にL・スアレスを引き入れたが、同氏は本来の獲得目標がアグエロであったことを告白している。

「我々にはいくつかの選択肢があり、スアレスは第一の選択ではなかったんだ。選手本人はそれを知っているよ。我々は冬にアグエロの獲得を計画したが、うまくはいかなかった。そのような状況で、L・スアレスが唯一の目標となったわけだ」

「獲得を進める中で、キエッリーニとの(嚙みつき)事件が生じたが、それによって彼の獲得を望んでいた多くのクラブが手を引いていったね。彼の性格を疑問視し、またどのような処分が科されるかも分からなかったためだ。しかし、そのときこそが、移籍交渉を進める機会であると考えたよ」

 スビサレッタ氏は一方で、L・スアレスがバルセロナにとって適当な選手であったことも強調した。

「私はL・スアレスのすべてを気に入っていた。美しいとは言えないが、最終ラインでどのように動くかを理解していたし、チームにないものを与えてくれる選手だった。(同選手の獲得に関しては)もう一つ重要な側面があったね。最初の接触から、彼のバルサ加入の意思はこれ以上ないものだったんだ」

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