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ユーベ、モラタ残留を強調 「放出を考えたことはない」

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 FIFAの処分が確定するかどうかによらず、ユベントスにFWアルバロ・モラタレアル・マドリーへ戻す考えはないという。ジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)が17日に語った。

 未成年選手の登録違反があったとして、2016年夏と2017年冬のマーケットでの新選手登録を禁じる処分を科されたマドリー。クラブは不服を申し立てているが、処分が確定する場合に備え、1月のマーケットで大型補強を目指すとも噂されている。

 そのターゲットの一人が、ユーベに売却したものの、買い戻しオプションを持つモラタだ。買い戻しは夏にしか行使できないとも言われるが、マドリーがモラタの復帰を狙うとの報道は絶えない。

 だが、マロッタGMは17日、イタリア『メディアセット』で次のように述べた。

「マドリーだろうがほかのチームだろうが、モラタについて近づくつもりは我々にまったくないんだ。彼の売却を考えたことはない。彼はこのチームの柱なんだよ。我々はこういう選手たちを引き止めることに慣れている」

 なお、ペスカーラMFロランド・マンドラゴーラの獲得については、「明日、(保有権を持つ)ジェノアとの交渉をまとめたいと思っている」とコメント。補強について、次のように述べた。

「我々の目標は明日のサッカーを代表する若手をチェックし、必要であれば獲得することだ。1月の目標? 上位のチームを改善するのは簡単じゃない。我々は目標に向けて競争力のあるチームであり、我々にとって有益となるような重要な選手たちは、移籍できないものだしね。この冬のマーケットで我々が大きな補強をすることは難しいだろう」


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