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ビッグセーブ連発でチームを救ったチェフ「みんなアーセナルが負けると思っていたよね」

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[1.17 プレミアリーグ第22節 ストーク0-0アーセナル]

 プレミアリーグ第22節が17日に行われ、アーセナルは敵地でストーク・シティと対戦。両チームの守護神の活躍が目立った試合は、0-0の引き分けに終わった。試合後のGKペトル・チェフのコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

「このような試合はしばしばトリッキーなゲームになるので、チームに貢献できたことに満足している。とにかく落ち着いたままでいなければいけないと思っていた。だから選手たちからプレッシャーを取り除き、リラックスしてプレーできるようにした。後半は1点も許さない覚悟でベストを尽くしたよ」

 アーセナルは後半にストークの攻勢を受けたが、同11分にPA中央のライン上から打たれたFWホセルの鋭いシュートをチェフが右手一本でセーブ。さらにそこからすぐに立ち上がると、こぼれ球を押し込もうとしたFWボージャン・クルキッチのシュートを身をていして防いだ。同45分には右CKの流れからピンチを迎えたが、至近距離から打たれたホセルのシュートに対し、チェフが左足を伸ばしてゴールを死守。チームの無失点に大きく貢献した。

 同じく好セーブで試合を引き締めたストークのGKジャック・バトランドも、チェフのパフォーマンスに賛辞を送る。「彼のすごさはその記録が証明している。前半はセーブの機会がなかったけど、後半に我々がスイッチを入れると、最後には彼が立ちふさがった。なんて素晴らしいGKなんだろう。セーブだけではなく、チームを落ち着かせることもできるんだ」

 前日に2位のレスター・シティが引き分けており、首位アーセナルは突き放すチャンスを逃した。しかし、チェフはこの勝ち点1をポジティブにとらえているようだ。「みんなアーセナルがまたここで負けると思っていたよね。しかし、我々はどんなチームとも競えることを証明した。勝ち点を獲得して前進したんだ。ミッドウィークの試合では、終了間際に失点を喫してしまったけど、今日は大丈夫だった」。後半45分の失点で勝利を逃した13日のリバプール戦(3-3)を引き合いに出し、優勝への“前向きな一歩”を強調した。

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