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DF三竿、初の予選の舞台に「国歌を歌うとき鳥肌が立った」

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[1.19 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選GL第3節 U-23サウジアラビア 1-2 U-23日本 スハイム・ビン・ハマド・スタジアム]

 チームを和ますムードメーカーが、ついにピッチに立った。2連勝でB組首位通過を決めているU-23日本代表は、第2戦タイ戦から先発10人を入れ替え、第3戦サウジアラビア戦に臨む。チームで一番年下の代となる19歳のDF三竿健斗(鹿島)は手倉森ジャパン初の公式戦出場、そして予選初出場を迎えた。

 昨年12月30日、最終予選メンバーの残り2名が発表され、三竿はMF豊川雄太(岡山)とともに滑り込みでの選出を果たす。自身は「選ばれると本当に思っていなかったので、言葉が出ないという感じでした」とメンバー入りに驚きを隠さなかったものの、カタール入り後も手倉森誠監督から2日続けて個人指導を受けるなど、日々成長を遂げてきた。

 そして、ピッチ外では仲間の誕生会に一発芸を披露するなど、チーム内に良い雰囲気をもたらすムードメーカーとして存在感を発揮。だが、今予選では第2戦まで出場機会を得られなかったことで、「試合に出たときに自分のプレーを出せるように準備したい」と次はピッチ内で輝きたいと燃えていた。

 迎えたサウジアラビア戦の国歌斉唱。「国歌を歌うときには鳥肌が立ったし、いつもとは違う何かがありました」と初の予選の舞台に立つと、「平常心でやろうと思っていて、力み過ぎないようにしようと思っていました」とキックオフのときを迎えた。

 4-3-3のアンカーの位置に入ると、サウジアラビアのトップ下に入るMFムハンマド・カンノを監視下に置いて自由を奪おうと奮闘。ボールを持てば「だいぶ、スペースもあったので左右に振ろうと考えていました」と的確なパスで攻撃にリズムを生もうとした。

 手倉森ジャパン初の公式戦、そして予選初出場に「ある程度はできたと思いますが、もっとやれると思うので、まだまだだと思います」と反省を口にしつつも、ようやく訪れたプレー機会に充実感を漂わせていた。

(取材・文 折戸岳彦)

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