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本田、アメリカにも“大きな夢”が? MLSには「興味がある」

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 日本代表MF本田圭佑は、メジャーリーグサッカー(MLS)でのプレーに関心があると認めた。アメリカ『FOXスポーツ』のインタビューで語っている。

 イタリアの名門ミランでプレーする本田は、クリスマス休暇を利用して、アメリカ・ロサンゼルスでサッカー教室を開催し、現地の小学生に直接指導をした。

 貴重なウィンターブレークでサッカースクールを開いたことは、アメリカメディアにとっても驚きだったのかもしれない。なぜアメリカで子供の指導をしたのかと問われると、「時間を無駄にしたくないんです」と語り、「今できることをやる」と答えた。

 本田は自身がエリート街道を進んできたとは思わない。だからこそ、工夫して独自の進化を遂げた。

「子供の頃、決して優秀な選手ではありませんでした。だから、自分だけの練習が必要だと思ったんです。自分の練習をたくさん生み出しました」

本田はアメリカでのサッカースクール開校を望んでいるという。その理由については、こう話している。

「アメリカの子供には、大きなポテンシャルがあると思います。自分は才能がある子供ではありませんでした。それでもミランのようなビッグクラブでプレーすることを夢に見てきました」

「僕たちのトレーニング哲学とプログラムを用いることで、多くの子供たちが目標に達することができると信じています」

 もちろん、ミランでのキャリアについても問われている。

「ここに来てから、チームはとても難しい時期を過ごしています。ここ2年は結果が出ておらず、ファンが僕たちに満足していないことは分かっています。でも、僕はまだ諦めません。近い将来、結果が出るはずです」

 将来についても話した。

「選手として、MLSにとても興味があります。ただ、プレーすることになるかは分かりません。MLSは成長中のリーグだと思っています。有名な選手がたくさん来ていますね」

 アメリカでプレーするかは分からないとした本田だが、アメリカで何かをすることは確かなようだ。

「アメリカで大きな夢を見ています。すべては言えないですが、これから驚かせたいと思っています。よく見ていて下さいね」

 かなり先の将来まで視野に入れている様子の本田。ミランの10番としてのプレーも注目だが、計画中のサプライズにも期待したい。


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