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イタリア代表、マンチーニも次期監督候補? インテルはモウリーニョ復帰案?

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 イタリア代表のベンチをめぐる動きが、大物指揮官の大移動につながるのだろうか。イタリアの一部メディアは、イタリアサッカー連盟(FIGC)がインテルのロベルト・マンチーニ監督に関心を寄せており、インテルは引き抜かれた場合にジョゼ・モウリーニョ氏の復帰を狙うと報じた。

 イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、以前からEURO2016後の退任が噂されている。最近も、自身が求めていたFIFAカレンダー外でのテスト招集に制限がかけられ、コッパ・イタリア決勝の日程も希望どおりにならなかったことで、代表監督を続けることに疑問を抱いていると報じられた。

 FIGCのカルロ・タベッキオ会長は、コンテ監督の続投を望んでいる。だが、指揮官が退任する場合に備える必要もあるだろう。そこで同会長が候補に挙げているのが、マンチーニ監督やユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督、元ロシア代表監督のファビオ・カペッロ氏らという。

 マンチーニ監督はインテルと2017年までの契約を結んでいる。しかも今季は、開幕前の予想に反してタイトルを争っている状況だ。退任するとは考えにくい。ただし、『メディアセット』は、1月のマーケット次第で、指揮官はクラブの“本気度”を確認する考えと報じた。ユベントスやナポリと競う姿勢がなければ、シーズン後に退任するかもしれないというのだ。

 もしもマンチーニ監督が去るとなれば、インテルとしては大きな痛手だ。その穴を埋めるには、やはりビッグネームが必要となる。そこでエリック・トヒル会長が考えているのが、今季途中でチェルシーを去ったモウリーニョ氏の復帰というのだ。「マンチーニからモウリーニョ」は、前回のインテルの黄金期をつくったライン。その再現を狙うつもりなのかもしれない。

 インテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)は19日、マンチーニ監督の今後について、次のように述べている。『メディアセット』が伝えた。

「我々は監督を長く引き止めたいと思っている。だが、非常に優れた指揮官だから、ビッグクラブや代表のビッグチームが彼のことを考えるのは当然だろう」

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