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ウタカが入団会見で“広島愛”「サンフレッチェこそ自分が探していたチーム」

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 清水エスパルスからサンフレッチェ広島に期限付き移籍したFWピーター・ウタカが20日、入団会見を行った。公式サイトによると、ウタカは「広島はチャンピオンとして素晴らしいチームという印象。コレクティブにプレーするサンフレッチェのスタイルが自分のプレーに合うと思いました。オファーがあった時には、『サンフレッチェこそ自分が探していたチームだ』ということで、すぐに決断しました」と早くも“広島愛”を語った。

 広島は昨季リーグ2位の21得点を決めたFWドウグラスが退団。契約延長を目指していたが、UAEのアルアインへの移籍が決まった。そこで白羽の矢を立てたのが、昨年、J1で17位に沈んだ清水で9得点を挙げたウタカだった。清水が新シーズンをスタートさせた直後の移籍だったが、ウタカの広島への思いもあり、交渉はスムーズに進んだ。

 ウタカは日本で美しい印象的なチームとして、広島と川崎フロンターレを挙げる。その一つである広島に入団できたことを喜ぶと、「まず、環境に慣れるために最善の努力をしたい。美しいサッカーをする、いい選手がたくさんいるチームで戦うことは簡単ではありません。これから頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 足立修強化部長もウタカについて、「北京国安に在籍していた時には我々も対戦しましたが、彼を見た時は選手、スタッフ一同、衝撃的だった」と印象を語ると、「JリーグとACLを戦う上でさらに前進できる戦力が加入してくれました。彼はフィジカル、スピード、突破力、そしてクオリティーがあります。これだけの経験とクオリティーがあれば、攻撃で非常にいいオプションになる」と期待を寄せた。

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