バルセロナFWリオネル・メッシの真の後継者候補がアルゼンチンでデビュー?　特別な名前を持つボカ・ジュニオルスの新星が話題となっている。

　今月16日に行われたエメレク(エクアドル)との親善試合で、下部組織出身の18歳の選手がボカのトップチームでデビューを飾った。52分に出場したその選手はそのわずか4分後に初ゴールを記録すると、さらに2分後にはチームメートのゴールもアシストし、3-0の勝利の立役者になったという。

　名門ボカでのデビュー戦で見せた活躍はそれだけでも注目に値するはずだが、話題の理由はそれだけではない。将来の成功を約束されているかのようなその名前に注目が集まっている。

　アレクシス・メッシドーロというその選手の名字は、イタリア語であれば「黄金のメッシ」と読むことができる。レオ・メッシがその5日前に5度目の受賞を成し遂げていたバロンドールも、イタリア語なら”パッローネ・ドーロ”となる。スペイン語では多少異なるとはいえ、メッシドーロという名が「黄金のメッシ」だと認識されることに変わりはない。

　トップ下など中盤で複数のポジションをこなすことができるというメッシドーロは、本家メッシのほかにフアン・ロマン・リケルメなどとも比較され始めているという。公式戦デビューが待たれる新スター候補は、名前負けすることなく成長を遂げていくことができるだろうか。