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フンデス再開…首位バイエルン、HSVに苦戦もレワンドフスキ2発で競り勝つ

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[1.22 ブンデスリーガ第18節 ハンブルガーSV 1-2 バイエルン]

 ブンデスリーガは22日に再開し、第18節の1試合が行われた。首位のバイエルンは敵地でDF酒井高徳が所属するハンブルガーSVと対戦し、2-1で勝利した。ベンチスタートの酒井は7試合ぶりの出番なしに終わった。

 バイエルンは負傷離脱していたDFダビド・アラバとMFドウグラス・コスタが先発復帰。MFアリエン・ロッベンもベンチ入りしている。開始からバイエルンが試合をコントロールしたが、HSVの規律を守った守備をなかなか決定機を作ることができない。

 それでも王者は焦らなかった。前半36分、自陣からのフィードで裏を取ったFWトーマス・ミュラーが、飛び出したGKレネー・アドラーと交錯し、PKを獲得する。これをキッカーのFWロベルト・レバンドフスキがゴール右へしっかり決め、先制点。前半はボール支配率77%と圧倒して前半を折り返した。

 後半も積極的な攻撃でバイエルンが追加点を挙げるかに思われたが、HSVが同点に追いつく。後半8分、FKからキッカーのMFアーロン・ハントがゴール前に入れたボールにFWピエール・ミシェル・ラソッガが飛び込むが、その前で触ったMFシャビ・アロンソのオウンゴールで1-1。ラッキーな形で試合を振り出しに戻した。

 不運な失点を喫したバイエルンだが、後半16分に勝ち越しに成功する。MFチアゴ・アルカンタラの右CKは跳ね返されたが、センターサークル内まで上がっていたGKマヌエル・ノイアーが右サイドへ展開。右からのクロスをMFハビ・マルティネスがヘッドで落とし、ミュラーが右足ボレーで合わせると、レワンドフスキが左足でコースを変えて、勝ち越しのゴールネットを揺らした。

 バイエルンはアラバのFKが右ポストを叩くなど、最後まで追加点を狙ったが、2-1のまま試合は終了。3連勝としたバイエルンは暫定で2位ドルトムントと勝ち点11差とした。

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