beacon

チェフを獲得すべきか悩んだと明かすベンゲル「非常に、非常に難しい決断だった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督が、今季加入したGKペトル・チェフの獲得について振り返った。昨夏の移籍市場での大きなトピックスだったが、指揮官は獲得すべきかどうか最後まで悩んだという。

 チェルシーから移籍してきたチェフは、今季プレミアリーグで22節まで全試合に出場し、首位に立つチームを支えている。そんな守護神を獲得すべきかどうか、ベンゲル監督は迷っていたと明かした。背景には、昨季開幕前に獲得したコロンビア代表GKダビド・オスピナへの信頼があったと語っている。

「チェフの獲得は私にとって非常に、非常に難しい決断だった。オスピナは、特にイングランドにおいては、とても過小評価されているが、私は高く評価しているからね」

 一方でベンゲル監督は、チェフの獲得がアーセナルにとって効果的な補強であったことも強調している。

「チェフの存在は『契約しよう』『しないのは間違いだ』と言わざるを得ないものだった。クラブにはトップレベルのGKが必要で、私はGKの存在が過小評価されていると何度も言ってきた。良い結果を出すためには、良いGKが必要なんだ」

「チェフは常に落ち着いていて、よくコミュニケーションを取り、何が起こるのかを見ている。コーチのようなものだよ。GKは、コーチとしては最適のポジションだね。大きく動かないので、すべてを見ることができる。チームの後ろにあるカメラのような存在だよ」

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP