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山口蛍のブンデスデビューはお預け…逆転負けのハノーファーは4連敗で最下位転落

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[1.23 ブンデスリーガ第18節 ハノーファー1-2ダルムシュタット]

 ブンデスリーガは23日、第18節2日目を行い、MF山口蛍が加入したハノーファーはホームでダルムシュタットと対戦し、1-2で敗れた。DF酒井宏樹は右SBでフル出場し、先制点を演出したが、チームは逆転負けで4連敗となった。山口はベンチ入りしたが、最後まで出番なく、ブンデスリーガデビューは次節以降にお預け。右足第5中足骨の骨折で離脱中のMF清武弘嗣は欠場している。

 ハノーファーは前半10分、大きなサイドチェンジから右サイドをオーバーラップした酒井がゴール前にクロス。FWアダム・サライのシュートはミートしなかったが、後方にこぼれたボールをFWウーゴ・アルメイダが豪快な左足ボレーで蹴り込んだ。

 立ち上がりにリードを奪ったハノーファーだが、ダルムシュタットも前半31分、MFマルセル・ヘラーの右クロスをMFヤン・ローゼンタルが頭で折り返し、FWサンドロ・ワーグナーが左足で押し込んだ。

 1-1の同点に追いついて前半を折り返したダルムシュタットは後半立ち上がりの2分にローゼンタルのシュートがポストに当たった跳ね返りをワーグナーが押し込み、この日2点目となる勝ち越しゴール。2-1と逆転し、その後のハノーファーの反撃も粘り強く跳ね返した。

 ハノーファーはこれで今季2度目の4連敗。最下位のホッフェンハイムが引き分けたため勝ち点14で並ばれると、得失点差で下回り、最下位に転落した。

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