beacon

ミラン2度のリード守れず…本田は接触プレーで頭部負傷

このエントリーをはてなブックマークに追加

[1.23 セリエA第21節 エンポリ2-2ミラン]

 セリエAは23日、第21節を行った。MF本田圭佑の所属するミランは敵地でエンポリと対戦し、2-2で引き分けた。右MFで先発した本田は、後半41分までプレーした。

 ミランが開始8分で先制に成功した。左サイドから出たDFルカ・アントネッリのロングパスで裏に抜けたFWカルロス・バッカが2試合連続となる今季10点目を決めて、試合を動かした。

 しかしエンポリも前半32分、MFリッカルド・サポナーラのスルーパスに反応したMFピオトル・ジエリンスキが、GKジャンルイジ・ドンナルンマの股を抜く冷静なシュートを蹴り込み、前半のうちに試合を振り出しに戻した。

 だが後半に入るとすぐにミランが勝ち越しに成功する。後半3分、FWカルロス・バッカとFWエムベイェ・ニアンが細かいパスでゴール前まで持ち込むと、相手のクリアボールが、ニアンの顔面を直撃。この跳ね返りが見事なスルーパスになり、左サイドから走り込んだMFジャコモ・ボナベントゥーラが勝ち越し点を蹴り込んだ。

 ただこの日のミランは守備陣が踏ん張れない。後半16分、FWマヌエル・プッチャレッリのシュートのこぼれ球をMFマッシモ・マッカローネに押し込まれてしまう。2度目のリードも守りきることが出来なかった。

 守備で奮闘する本田は、接触プレーで頭部を負傷。頭に包帯を巻いてピッチに戻ったが、後半41分にMFケビン・プリンス・ボアテングと途中交代。ベンチに戻る際には包帯をむしり取るように外し、悔しさをあらわにした。


●欧州組完全ガイド
●セリエA2015-16特集

TOP