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今冬加入オースティンの決勝点でサウサンプトンが3連勝…マンUは2戦連続枠内シュート“1本”

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[1.23 プレミアリーグ第23節 マンチェスター・U 0-1 サウサンプトン]

 プレミアリーグは23日、第23節を行った。マンチェスター・ユナイテッドはホームでDF吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦し、0-1で敗れた。なお、吉田はベンチ入りも出番はなかった。

 ユナイテッドはMFアシュリー・ヤングが前節リバプール戦でそ径部を痛め、この日は18歳DFキャメロン・ボースウィック・ジャクソンが先発出場した。前半13分に右サイドからパスを受けたDFダレイ・ブリントが敵陣中央のやや右あたりから左足ミドルもGKフレイザー・フォスターの正面。結果的にこれがユナイテッドの唯一の枠内シュートとなった。

 2連勝中のサウサンプトンは攻め込まれる時間帯が長かったが、前半36分にMFドゥサン・タディッチのリターンを右から斜めに中央へ走りこんだMFサディオ・マネが受けて右足を振り抜く。流れるようなパスワークから崩した決定的な場面だったが、マネのシュートは空振りに終わり、チャンスを逃してしまった。

 後半もボール支配率こそ負けていたが、サウサンプトンにチャンスが多く訪れる。17分、DFライアン・バートランドの右CKからファーサイドのMFビクター・ワニャマがヘディングシュート。入ったかに思われたが、わずかにゴール左に外れる。34分に今冬の移籍市場でQPRから獲得したFWチャーリー・オースティンを投入。このロナルド・クーマン監督の采配が的中する。

 後半43分、サウサンプトンは右サイドの深い位置でFKを獲得。キッカーのMFジェームス・ワード・プラウズがゴール前に入れたボールを途中出場のオースティンがヘディングシュートを叩きこみ、待望の先制点を挙げた。サウサンプトンはこのリードを守り抜き、1-0で勝利。今季初のリーグ戦3連勝を飾った。一方のユナイテッドは、16年初の黒星を喫し、さらには2試合連続で枠内シュート1本。このふがない結果にルイス・ファン・ハール監督の解任論が加速する可能性は高い。


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