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[ニューイヤー杯]城福監督は調整段階強調、FC東京は琉球とスコアレス

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[1.24 ニューイヤー杯沖縄R F東京0-0琉球 国頭陸]

 プレシーズンマッチのニューイヤー杯沖縄ラウンドが24日に開幕し、FC東京FC琉球の一戦は0-0で引き分けた。

 半月後の2月9日に今季初の公式戦となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のプレーオフを控えているFC東京だが、城福浩監督も試合後に「今はコンディションを上げようとしているので、選手の疲労度が高い状況」と話したように、琉球相手にピンチを多く招いてしまう。

 しかし疲労が残る中でも琉球にゴールラインは割らせない。逆に後半35分、途中出場のFW阿部拓馬がキレ味鋭いドリブル突破でエリア内に侵入しPKを獲得。阿部自ら蹴ったPKは、GK今野太祐に止められたが、新戦力がアピールした。

 試合はスコアレスで終わったが、琉球の善戦が目立った。特に終盤にはMF富樫佑太がポスト直撃のシュートを放つなど、立て続けにチャンスを作る。金鍾成監督は、「積極的にできたかなと思います。最後は少し疲れてしまったが、現状の力は出せた」と手ごたえを語った。

 ニューイヤー杯はこの日始まった沖縄ラウンド、31日から始まる宮崎ラウンド、2月3日から始まる鹿児島ラウンドの3会場で行われる。沖縄ラウンドには東京ヴェルディとコンサドーレ札幌も参戦し、この日行われた試合では東京Vが第1戦をものにしている。27日と30日にも試合を行い、順位を決定。1位には賞金300万円と優勝杯、2位には賞金100万円、3位と4位には賞金50万円が贈られる。


●2016シーズンJリーグ全クラブ練習試合

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