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ローマ、優勝狙うなら王者相手の勝利が必須 スパレッティが「負ければタイトルレース脱落」

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 ローマは23日、セリエA第21節でユベントスと対戦する。ルチアーノ・スパレッティ監督はビッグマッチを前に、負ければ優勝の可能性がなくなる一戦だと述べた。

 ルディ・ガルシア前監督を解任し、スパレッティ監督を呼び戻したローマだが、新体制初戦もドローに終わり、首位ナポリとは勝ち点9差となっている。スパレッティ監督はユーベ戦に向け、次のように述べた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリアメディアが伝えている。

「結果を出せば、大きな目標を争うレースに戻るチャンスだ。負ければ、(ローマがタイトル争いから外れると発言したジャンルイジ・)ブッフォンが正しいということになるね。ユーベはとても優れたチームだ。だが、我々も勝てると思って試合に臨む。そう思わなければ、きっと負けるだろう」

「選手たちは正しい意識を持っている。意欲も献身性も見せてくれた。ローマという名前、ローマという街が懸かるのはどういうことなのか、選手たちはそれを分かっていなければいけない」

 スパレッティ監督は3バックへの変更の可能性について、「今週試した。その可能性はある」とコメント。去就が注目されているFWジェルビーニョについては、選手が冷静でないと認めた。

「彼と話し合ったが、いくつかのオファーに揺れている。我々にとって非常に重要な選手だ。だが、残るなら正しい意識と気持ちでなければいけない」

 不振に苦しむFWエディン・ジェコと、FWフランチェスコ・トッティの復帰にも言及した。

「トッティは長期離脱から戻ってきているところだ。だが、元気だよ。起用できるし、エディンとのプレーを試した。彼がやりやすくしてくれるかもしれない」

「ゼコには素晴らしいクオリティーがある。彼に必要なのは、落ち着きを保ち、殻を破ることだけだ。自信が必要なだけだよ。素晴らしい選手だからね。彼に弱点はないと思う。待とうじゃないか」

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