ハノーファーを率いるトーマス・シャーフ新監督が、MF清武弘嗣の戦列復帰に期待している。「遅くとも来週には彼をプランに含められる状態に近づけることを願っている」と話した。

　昨夏に右足の中足骨を骨折した清武は、11月にその箇所に近いところを骨折し、今季2度目の長期離脱を強いられた。先週ランニングを再開したと伝えられたところだが、『キッカー』の今回の報道によると、低迷中のハノーファーで「最も大きな期待が寄せられる男」は順調に回復しており、戦列に戻る日はそう遠くないという。

　ウィンターブレークに就任したシャーフ監督は、個人練習を続ける清武について次のようなコメントを残している。

「彼に関しては、全体的に良い感触だね。彼がこなしている動きや走り、ボールを使ったシンプルなプレーの練習、すべてが順調だ」

　同監督は慎重な姿勢を崩さず、このように続けた。

「今週中に全体練習に参加することはおそらくないだろう。だが、遅くとも来週にはキヨをプランに含められる状態に近づけることを願っているよ」

　シーズン後半戦の初戦ではダルムシュタットにホームで1-2と敗れ、ついに最下位に転落したハノーファー。『キッカー』によると、2月6日に行われるブンデスリーガ第20節マインツ戦で10番がメンバー入りする可能性が出てきたとのことだ。

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