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なでしこジャパンにも朗報? 女子アメリカ代表FWが「おめでた」でリオ五輪出場の“予定変更”

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 女子アメリカ代表の仲間たちは、祝福の拍手を送るだろう。なでしこジャパンにも、少し別の意味でもうれしいかもしれない。女子アメリカ代表の中心選手、シドニー・ルルが妊娠を発表、チームの出場が決まった場合もリオ五輪を欠場することが濃厚となった。

 ルルはアメリカ代表として75試合に出場し、これまで35得点を決めている。大スターのアビー・ワンバックさんが現役を引退した後で、代表チームの中心として期待される選手だ。

 だが今週に入り、ルルは驚きのニュースを報告した。夫でMLSのスポルティング・カンサスシティでプレーするドム・ドワイアーとの間に子どもを授かったと、自身の『インスタグラム』のアカウント上で発表したのだ。「びっくり! 今年の夏の予定が変わったわ」と、子ども用の小さな靴とおしゃぶりの写真を投稿している。

 リオ五輪出場という、“この夏の予定”は変更となった。アメリカ代表はアレックス・モーガンらに、2月から始まる北中米カリブ海地域予選、さらにその先へと期待を託すことになる。

 ルルは、夫が所属するカンサスシティへの移籍が決まったばかりだった。クラブのヒュー・ウィリアムスGM(ゼネラルマネジャー)は、「シドが今季、我々と一緒にプレーできないことは残念ではあるものの、彼女とドムのことを思い、わくわくしている」とのコメントを出している。

 女子アメリカ代表はこれまでオリンピックで4度の優勝を果たしており、リオ五輪でも優勝候補の一角になるとみられる。昨年の女子ワールドカップでは決勝で日本を5-2で下し、最多3度目の優勝を飾っていた。
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