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ユナイテッド撃破へ最強の助っ人?アンチェロッティ氏に助言求めるダービー監督

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 イングランド2部ダービーのポール・クレメント監督は、FA杯4回戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦するにあたり、カルロ・アンチェロッティ氏に助言を求める考えのようだ。

 今季からダービーを率いているクレメント監督は、チェルシーやパリSG、レアル・マドリーでアンチェロッティ氏のアシスタントを務めていた。29日にはホームでのユナイテッド戦に臨む。

 過去にチャンピオンズリーグやプレミアリーグで何度もユナイテッドを下している名将からアドバイスを得られれば、格上の相手にアップセットを起こす可能性も高まるかもしれない。クレメント監督が試合に向けて次のように語ったとしてイギリスメディアが伝えている。

「良い結果を出せたとすればジャイアントキリングということになるのかどうかは分からないがね。我々にとっては非常に楽しみにしている挑戦だよ。相手はあまり調子が良くはないね」

「カルロとはいつも連絡を取り合っている。本当に必要なら助けてくれるだろうね。試合前に話をするかどうか? そうすると思う。選手たちの近くで仕事をして、それ以外のことは無視するようにと言われるだろうね。『自分のコントロールできることをコントロールしろ』と彼はいつも言っていたよ」

 ルイス・ファン・ハール監督が率いるユナイテッドは、低調な結果やプレースタイルにより厳しい批判にさらされている。だがクレメント監督は、批判が必ずしも適切なものだとは思わないとして敵将を擁護した。

「クラブは彼を選んだのであって、彼には自分がベストだと感じるやり方でプレーする権利がある。スタイルについて彼が責任を負うべきかどうかは分からないよ。監督が選ぶことであって、後はクラブの歴史やファンが見慣れているものとの兼ね合いだ」

「彼らが間違った人選をしたのかどうかは分からない。バルセロナやバイエルン、レアル・マドリー、ユナイテッドといったビッグクラブを見てみれば、そういう仕事をできる者はほんのわずかしかいない。ファン・ハールは間違いなくそういう中の一人だ」

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