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ファン・ハール、辞意表明報道に怒り 「ぞっとするし、不快だ」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督が、28日の会見でメディアへの怒りをあらわにした。週末の試合後に辞意を表明したとの報道に対する怒りだ。

 一部のイギリスメディアは、23日のサウサンプトン戦後にファン・ハール監督がエド・ウッドワード副会長に辞意を伝えたと報じた。だが、クラブ側は否定している。

 ユナイテッドは29日のFAカップ4回戦で、2部のダービーと対戦する。この一戦に負けることがあれば、再びファン・ハール監督の進退が騒がしくなると噂されるなか、指揮官は前日会見で次のように述べた。イギリスメディアが伝えている。

「決してそんなことは言っていないと思う。君らは独自の物語をつくっている。私は人々がそれを信じることが心配だ。これで今季、私は(メディアの報道で)3度解任された。だが、今もここにいる。君らは話をつくり、私はそれに関する質問に答えなければいけない。ぞっとするし、不快だ」

「(ダービーに負けた場合に解任について)君らは真実を欠くかもしれない。そういうことが起きるときもあるからね。私はもう負けることができない。負ければ、解任だと4度目の批判を受ける」

 サウサンプトン戦が良くなかったことは、ファン・ハール監督も認めている。だが、1試合で評価すべきではないとし、2017年までの契約を全うするつもりだと強調した。

「試合に負ければ、それも終盤の失点で負ければ、いつだって良くないものだ。勝ってもプレーが悪ければうんざりだが、プレーが良くて負けるときもある。その場合はもっとうんざりするものだ」

「私が3年契約を結んだことは周知のとおりだ。もうそれについての質問には答えない。君らは話をつくるからね。だが、いつも言っているように、1試合だけではない。プロセスなんだ。私は最後まで続けたい。期待された結果でないことは分かっている。だが、我々はみなプロなんだ。批判に耐え、再び立ち上がるのは、監督や選手の義務なんだよ。まだ半分だ。改善する時間はある」

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