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ネイマール「グアルディオラと一緒にやってみたい」…リオ五輪金メダルへの意欲も語る

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 バルセロナでプレーするブラジル代表FWネイマールが、飲料メーカー『レッドブル』公式サイトのインタビューに応じ、様々な質問に答えている。

 ネイマールは13年にバルセロナ移籍後も年々成長を遂げ、今季もキャリアハイを更新するペースで得点を重ねている。バロンドール最終候補にも名を連ねるなど、現代サッカーを代表する選手になった。ただバロンドールを受賞するためには、同僚FWリオネル・メッシレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドを超えていかないといけない。

「メッシやC・ロナウドと並んでバロンドールの候補になることは僕の夢だった。この2人の選手は僕の憧れの選手だったからね。もしいつかそうなったらとても喜ぶし誇りに思う。だけど僕はあくまでチームの勝利にために戦う。世界で最高の選手になるためにじゃなくてね。僕がやるべきことは全ての試合で自分のチームを勝たせることさ」

「メッシとスアレスの攻撃陣は僕が今まで一緒にプレーしてきた中でベストだ。2人ともスーパースターであり、ピッチ上でもプライベートでもとてもうまくやれている。すべてが上手く噛み合っているんだよ。代表戦ではとても強力なライバルになるけどね。このトリデンテの一角になれていることはとても誇りに思うし、サッカーの歴史を作っているという自負もある。このまま止まらずに、歴史を創り上げていきたい」

 来月5日に24歳を迎えるネイマールの今後のキャリアに関しては、憶測が飛び交うこと多い。様々な報道がなされているが、他国でのプレーについては次のように話している。

「他の国でプレーしたいかどうかは答えづらい質問だね。誰も明日のことはわからないからね。だけど今ここ、バルセロナでプレーできていることにはとても満足しているよ。いつかブラジルに帰ってプレーしてみたいし、アメリカでプレーすることにも興味を持っている。アメリカのサッカーは成長してきているし、多くの選手を惹きつけるようになってきている。これからも人気になっていくだろうね。だから興味があるんだ」

 将来、一緒に働いてみたい監督はいるか。ネイマールはこの問いについて、現在バイエルンで指揮を執るジョゼップ・グアルディオラの名前を挙げる。「本当に尊敬しているし、いつか彼と一緒にやってみたい」と“夢”を語る。グアルディオラ監督は来季以降のプレミアリーグ挑戦を明言している。ネイマールの移籍話に影響を与えることになるのだろうか。

 2014年に母国ブラジルで開催されたW杯は期待されながらも4位に終わったブラジル。ネイマール自身も途中での負傷離脱を強いられるなど不完全燃焼に終わった。16年は再び母国でのビッグイベント、リオデジャネイロ五輪が開催される。同国代表にネイマールはオーバーエイジ枠で出場することが濃厚とみられている。

「すべてうまくいってくれると思っているよ」と話したネイマール。「僕は自分の国を信じているんだ。ブラジルW杯はうまくいかないと言われていたけど、実際はとてもうまくいった。五輪もそうなるだろう。僕も国を代表して、まだサッカーでは獲得したことがない五輪の金メダルを自分の国にもたらしたい」と意気込みを語った。

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