世界一高価なユニフォームの誕生か。レアル・マドリーとアディダス社との大型契約更新が間近なようだ。この契約によりマドリーは年間1億4000万ユーロ(約183億円)の収入を得ることになる。スペイン『アス』が伝えている。

　契約は2020年から2030年までの10年間で、今シーズンが終わる前に締結されるとみられている。もしこの契約が成立すれば今夏にマンチェスター・ユナイテッドとアディダス社が交わした年間9800万ユーロ(当時約130億円)での契約の記録を越えて、史上最高額でのユニフォームスポンサー契約となる。

　レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、常々レアル・マドリーのユニフォームが最も市場価値があると口にしてきた。この契約がまとまればその主張が正しかったといことになるだろう。

　イギリス『テレグラフ』によると、ユニフォームスポンサー契約トップ10のうち、アディダス社が5クラブ、プレミアリーグ勢が4クラブとなっている。同紙の報じたトップ10と年間契約料は以下のとおり。

1位 レアル・マドリー(アディダス) 約183億円
2位 マンチェスター・ユナイテッド(アディダス) 約130億円
3位 バイエルン(アディダス) 約103億円
4位 チェルシー(アディダス) 約52億円
4位 アーセナル(プーマ) 約52億円
7位 リバプール(ニューバランス) 約41億円
7位 バルセロナ(ナイキ) 約41億円
8位 ユベントス(アディダス) 約35億円
10位 ミラン(アディダス) 約31億円
10位 パリSG(ナイキ) 約31億円

---

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集