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驚異の粘り見せたU-23代表、韓国に大逆転勝利でアジア王者に!!

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[1.30 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選決勝 U-23韓国 2-3 U-23日本 アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 U-23日本代表は30日、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)決勝でU-23韓国代表と対戦した。前半20分に韓国に先制された日本は、後半2分に追加点を奪われる。しかし、同22分にFW浅野拓磨(広島)、同23分にMF矢島慎也(岡山)が立て続けにネットを揺らして同点にすると、同36分には浅野が決勝ゴールを奪い、3-2の逆転勝利を収めた。一次予選から9連勝を飾った日本が、アジアの頂点へとたどり着いた。

 準決勝のイラク戦から先発4人を入れ替えた日本はシステムは4-4-2を採用し、GKは櫛引政敏(鹿島)、最終ラインは右からDF室屋成(明治大)、DF岩波拓也(神戸)、DF植田直通(鹿島)、DF山中亮輔(柏)を配置。ボランチにMF遠藤航(浦和)とMF大島僚太(川崎F)、右サイドハーフに矢島、左サイドハーフにMF中島翔哉(F東京)、2トップにFW久保裕也(ヤングボーイズ)とFWオナイウ阿道(千葉)を並べた。[スタメン&布陣はコチラ]

 14年9月のアジア大会準々決勝で0-1で韓国に敗れており、リベンジに燃える日本だが、序盤の前半6分に危機を迎える。MFムン・チャンジンのパスからFWチン・ソンウにミドルレンジから放たれたシュートは櫛引が弾き出すも、こぼれ球に反応したMFユ・ソンウにネットを揺らされる。しかし、これはオフサイドの判定に救われて失点を免れた。

 その後も最終ラインの裏をシンプルに狙ってくる韓国の後手に回ると、前半20分に先制点を献上。右サイドから送られたクロスの流れからユ・ソンウの落としをMFクォン・チャンフンにボレーシュートを放たれると、ボールは岩波に当たってコースが変わりネットを揺らされた。

 今大会初めて先制された日本だが、その後もなかなか攻撃の形を作れず、好機を創出できないまま試合は進んでいく。裏を狙うだけでなく、細かいパスワークで攻撃を組み立てる韓国に押し込まれる時間帯が続き、前半35分にはチン・ソンウにPA内まで持ち込まれてシュートを放たれるが、ボールは枠上に外れて難を逃れた。

 0-1と1点のビハインドを背負ったまま後半を迎えると、オナイウに代えてMF原川力(川崎)を投入して、システムを4-3-3に変更する。しかし後半2分、左サイドをイ・チャンミンに突破されると、最後はチン・ソンウに反転から左足シュートを叩き込まれてリードを2点差に広げられる。

 後半15分には大島に代えて浅野を投入して、システムを再び4-4-2に。すると同22分、矢島のスルーパスに反応してPA内に進入した浅野がワンタッチでゴールに流し込み、1点差に詰め寄る。さらに直後の同23分には左サイドから山中が送ったクロスを矢島がヘッドで叩き込んで試合を振り出しに戻した。

 後半25分にはチン・ソンウに強烈なミドルシュートを枠内に飛ばされるが、好反応を見せた櫛引が横っ飛びで弾き出す。同30分には矢島に代えて最後のカードとなるMF豊川雄太(岡山)をピッチへ送り込むと、同36分に中島のスルーパスから完全に抜け出した浅野がGKとの1対1を制して勝ち越しゴールを流し込んだ。その後は韓国の反撃を粘り強い対応でしのぎ切り、日本が3-2の大逆転勝利でアジア王者に輝いた。

(取材・文 折戸岳彦)

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