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オーバメヤン19戦20発!香川先発復帰のドルトムントが16年2連勝

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[1.30 ブンデスリーガ第19節 ドルトムント2-0インゴルシュタット]

 ブンデスリーガは30日、第19節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでインゴルシュタットと対戦し、2-0で勝った。香川は2試合ぶりに先発したが、得点に絡めないまま後半10分に交代した。

 序盤はアウェーのインゴルシュタットが攻勢に出た。前半15分、FWダリオ・レスカノが際どい右足ミドルを放つが、GKロマン・ビュルキがセーブ。同29分にはGKラマザン・エーズガンからのロングキック1本でレスカノがゴール前に抜け出すと、ボールを浮かしてGKもかわしたが、DFマッツ・フンメルスとMFマティアス・ギンターが挟み込むようにして必死に戻り、かろうじてギンターが頭でクリアした。

 なかなかいい形でチャンスをつくれずにいたドルトムントだが、前半35分、香川が起点となってDFエリック・ドゥルムの左クロスにFWピエール・エメリク・オーバメヤンが合わせる。しかし、これはGKの好セーブに阻まれ、同43分には香川の左クロスを逆サイドのオーバメヤンが頭で折り返したが、GKにキャッチされた。

 スコアレスで折り返した後半10分、ドルトムントは香川とMFユリアン・バイグルに代えてMFゴンサロ・カストロとMFモリッツ・ライトナーを投入。ウイルス性胃腸炎のため前節のボルシアMG戦(3-1)を欠場した香川は2試合ぶりの先発復帰となったが、得点に絡めないまま早々に交代した。

 ドルトムントは後半20分、最終ラインでレスカノにプレッシャーをかけられたフンメルスのバックパスが自陣ゴールネットを揺らすが、フンメルスに対するレスカノのファウルでノーゴール。判定に救われたドルトムントは後半23分、FWアドリアン・ラモスに代えてU-17アメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチを投入し、17歳がブンデスリーガデビューを果たした。

 すると後半33分、右サイドからDFウカシュ・ピシュチェクが上げたアーリークロスにオーバメヤンが頭で合わせ、先制点。オーバメヤンの位置はオフサイドにも見えたが、またもジャッジを味方に付けた。同41分にはカストロのスルーパスに抜け出したオーバメヤンが左足で追加点。2得点のオーバメヤンはこれで今季通算20ゴール目となり、チームを2連勝に導いた。

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