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メッシ&スアレスで逆転! バルサがA・マドリーとの首位攻防戦制す

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[1.30 リーガ・エスパニョーラ第22節 バルセロナ 2-1 A・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは30日、第22節を行った。カンプ・ノウで行われた首位バルセロナと2位アトレティコ・マドリーとの首位攻防戦は2-1でバルセロナが勝利した。

 勝ち点48のクラブ同士の首位攻防戦は前半10分に動いた。右サイド深い位置からMFサウール・ニゲスが上げたクロスをニアのFWアントワーヌ・グリーズマンは合わせることができなかったが、中央でフリーで待っていたMFコケが右足で難なく押し込み、アトレティコが1-0と先制に成功した。

 先制を許したバルセロナは前半17分、FWリオネル・メッシの浮き球パスをDFダニエウ・アウべスがPA右から右足ボレーも相手DFのブロックに遭う。その後はアトレティコの攻撃に守備の時間帯が続いたが、徐々に流れを引き寄せると30分に試合を振り出しに戻す。FWネイマールがシュートフェイントからスルーパスを送り、DFジョルディ・アルバがPA左から中央へ折り返す。これをゴール前に走りこんだメッシが左足でゴール左隅に流し込んだ。

 勢いに乗るバルセロナは前半38分、アウべスのフィードで裏を取ったFWルイス・スアレスがPA右へ侵入。DFホセ・ヒメネスのプレスを背中で受けるもバランスを崩さず、右足を振り抜くとGKヤン・オブラクの股下を抜けて、2-1と逆転に成功する。さらに44分にはメッシへの危険なプレーでDFフィリペ・ルイスが一発退場となり、バルセロナは数的優位に立った。

 逆転を許したアトレティコだが、1人少ないとは思えない分厚い攻撃を展開する。後半11分、MFヤニック・フェレイラ・カラスコがPA右角から上げたクロスをグリエーズマンが左足ボレー。決定機だったが、GKクラウディオ・ブラーボの足に当たり、同点のチャンスを逃した。すると、20分にDFディエゴ・ゴディンがこの日2枚目の警告を受けて退場となり、残り時間を9人で戦うこととなってしまった。

 バルセロナは後半22分にMFイバン・ラキティッチに代えてMFアルダ・トゥランを投入。トゥランは初の古巣との対戦となった。33分にはMFセルヒオ・ブスケツのパスをPA中央やや右で受けたトゥランが右足シュート。古巣にダメを押すゴールとなるかと思われたが、わずかにゴール左へ外れる。試合はそのまま2-1で逃げ切り、バルセロナが首位攻防戦を制し、4連勝とした


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