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「一瞬油断した」…準VのU-23韓国、五輪最終予選の無敗記録が34でストップ

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[1.30 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選決勝 U-23韓国 2-3 U-23日本 アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)は30日に決勝戦を行い、U-23日本代表がU-23韓国代表に3-2の逆転勝利をおさめ、アジア王者に輝いた。準優勝に終わった韓国のシン・テヨン監督が、「一瞬油断した」と試合を振り返った。韓国『スポーツソウル』や韓国サッカー協会が伝えている。

 韓国は前半20分に先制すると、後半立ち上がり2分に追加点を挙げ、試合を優位に進めた。しかし、後半22分に1点差とされると、その1分後に痛恨の同点ゴールを喫し、後半36分には逆転を許して2-3で敗戦。準優勝に終わり、92年1月24日のバルセロナ五輪最終予選カタール戦で0-1と敗れて以来、続いていた五輪最終予選の無敗記録が34でストップした。

「選手たちは100%以上の力を出してくれた。しかし、一瞬油断して惜しくも敗れた。私たちは今後どのような部分で準備していかなくてはならないか学ぶことができた。この敗戦を糧にオリンピック本大会に向けてさらによくしていきたい。このような敗戦を二度と経験しないためにも、より徹底した準備をしなければならない」

 また、今大会を通じて失点はすべて後半だったことから、後半の体力低下が原因だと報じられてきた。シン・テヨン監督は「個人的にはそうは思わない。ただ、所属チームで試合に出場する選手が多くなり、今回の大会へ向けて体力的な準備をする時間が十分でなかった」と話すにとどめた。

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