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選ばれ続けた者としての責任を果たしたMF矢島、次は岡山の10番として…

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 手倉森ジャパンの発足当初からメンバーに名を連ねてきたMF矢島慎也(岡山)は、グループリーグ第2戦のタイ戦で1ゴール1アシストとMOM級のプレーを見せると、決勝の韓国戦でも1ゴール1アシストを記録するなど、大会を通じて成長を遂げていったチームにおいて確実にその役割を果たした。

 リオ五輪出場権を懸けた準決勝のイラク戦では出番がなかったが、「出られない悔しさはあったけど、チームとして戦っている意識が大きかった。だから、勝ってくれという気持ちで応援していた」と素直に喜びを表現。「選ばれ続けているから、それなりの責任がある。五輪が決まったときはホッとした」と振り返った。

 浦和の下部組織から12年にトップチーム入りを果たし、昨季から岡山に期限付き移籍。1年目はJ2で37試合8得点だった。

 今季はレンタル延長で岡山で2シーズン目を迎える。背番号は昨年の24番から10番に変更。「背番号10はあまり深く考えずにやりたいと思っている」と話すが、注目度が上がることは覚悟している。「J1に昇格できるメンバーがそろってきている」と、チームを初のJ1昇格へ導くことを目標に掲げた。

「今年は去年以上に結果を出したい。大事なところでゴールを決められる選手になれれば。リオ五輪に向けては、自分はJ2でやるので、J1で試合に出続けている選手以上に結果を出していかないといけない。守備のところでもっとやれる選手になりたいし、攻撃のところで良さをもっと伸ばしていって、リオ五輪につなげたい」

 今大会で決めた2得点はいずれもヘディングでのゴール。頭での得点は、浦和時代の13年5月18日・鳥栖戦でJリーグ初ゴールを決めたとき以来だった。派手さはなくとも、確かな技術とメンタルで、着実に総合力を高めている矢島。手倉森ジャパンを象徴するような選手は、J2から勝負をかける。

(取材・文 矢内由美子)

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