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レアルで35度目のハットも、C・ロナウド「僕にとって簡単な相手なんていない」

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[1.31 リーガ・エスパニョーラ第22節 R・マドリー6-0エスパニョール]

 リーガ・エスパニョーラの第22節が31日に各地で行われ、レアル・マドリーはホームでエスパニョールに6-0で快勝した。前節・ベティス戦(1-1)のドローにより、ジネディーヌ・ジダン監督就任後の連勝は2で止めていたものの、本拠地ではジダン就任後、3戦16発の3連勝を飾った。

 6発勝利の立役者となったのはFWクリスティアーノ・ロナウドだった。1-0の前半12分に自らが獲得したPKを決めると、前半終了間際の45分には鮮やかに相手選手をかわして行き、ゴール前へ切れ込むと左足シュートを決めた。

 4-0で迎えた後半36分にはFWヘセ・ロドリゲスのクロスからヘディングシュートを叩き込んだ。これにより、レアルで通算35度目となるハットトリックを達成した。試合後のポルトガル代表FWのコメントをスペイン『マルカ』が伝えている。

 自身はハットトリックを果たし、チームも快勝したが「僕も他の選手達ももっと動くべきだ。プレシーズンは遠征ばかりであまり良くなかったからね。ジズー(ジダン)が新しいアイディアをもたらしてくれて、チームは良くなったよ」と課題も挙げながら、チームの評価を口にした。

「チームはよくやっている。ジズーも素晴らしい仕事だ。本当に良くなっているし、チームとしてまとまってきたと感じているよ。良い方向に向かってきている」

「大差で勝っているときはリラックスできる。それは普通のことだ。チームは良かったよ。必要な時にプレッシャーをかけることができていた。4-0になった時に少し緩まるのは自然なことだ」

 レアルでの通算35度目のハットトリック達成について問われたFWは「嬉しいよ。一番はチームが良いプレーをして勝てたことだけど」とコメント。

 首位のバルセロナとは勝ち点4差を守り、A・マドリーとは勝ち点1差に詰めた。C・ロナウドは「この調子を続けていかなければならない。バルセロナやA・マドリーのことは考えないようにしよう。どちらのチームも良いパフォーマンスを見せているけど、僕らは自分たちのプレーに集中するべきだ。まだまだリーグ戦は長いからね。今は少し後ろにつけてしまっているけど、シーズン終了後にどうなっているか見てみようじゃないか」と言う。

「大一番の試合で何が起きるか、だ。僕にとっては簡単な相手なんていないけれどね」


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