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インテルサポ、ダービー完敗で激怒 スタジアム出口を封鎖して選手たちを閉じ込める

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 ミラノダービーでの完敗に、インテルのウルトラスが怒りを爆発させた。31日の試合後、スタジアムの出口をサポーターが「封鎖」し、選手たちを閉じ込めたという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『メディアセット』などイタリアメディアが伝えた。

 ライバルのミランに0-3と敗れたインテルは、今季最も難しい時期にある。リーグ戦では6試合で1勝しか挙げられず、この間に手にした勝ち点はわずか5ポイント。首位ナポリとは勝ち点9差、2位ユベントスとは同7差と離されつつある。

 ミッドウィークのコッパ・イタリア準決勝ファーストレグでも、ユヴェントスに敵地で0-3と完敗。公式戦で2試合続けての0-3というスコアに、一部サポーターの堪忍袋の緒が切れたようだ。報道によると、約100~200名のサポーターが、ガレージの出入り口に集まり、選手たちが車で帰宅できないようにしたという。

 この事態に、クラブはウルトラスのうち5名を招き入れ、キャプテンのFWマウロ・イカルディやチームマネジャーのデヤン・スタンコビッチ氏、ハビエル・サネッティ副会長と面会させたとのこと。サポーターはさらなる努力と勝利を求め、チームとクラブは謝罪するとともに巻き返しを誓ったそうだ。

 その後、ウルトラスはガレージの出入り口を開け、選手たちは家路に向かった。メディアから「真の危機にある」とも評されるインテルは、2月から挽回できるのだろうか。次節は2月3日、ホームでキエーヴォと対戦する。


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