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室屋&南野、共闘した幼なじみ「リオでも一緒に…」

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 今もどこか信じられない思いがあった。リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権を制し、31日に帰国したU-23日本代表。DF室屋成(明治大)は帰国後、報道陣の取材に応じ、「(南野)拓実と一緒にオリンピックの切符を取れてうれしい」と、幼なじみであるFW南野拓実(ザルツブルク)と一緒に獲得した五輪出場権を素直に喜んだ。

 大阪出身の室屋は小学生時代、ゼッセル熊取FCに所属。当時のチームメイトが同学年の南野だった。そのままジュニアユースに上がり、高校は青森山田に進学した室屋に対し、南野は中学からC大阪U-15に入団。そのままC大阪U-18、トップチームへ昇格していったが、11年のU-17W杯では再びチームメイトとして世界8強入りを成し遂げた。

 今大会初戦の北朝鮮戦、リオ五輪出場を決めた準決勝のイラク戦ではそろって先発し、右サイドで縦関係を組んだ室屋と南野。「母親同士も仲がいいので、母親がすごい喜んでいた」(室屋)という“幼なじみコンビ”が共闘し、日本を6大会連続の五輪出場に導いた。

「いつも拓実が僕の前を走っているし、いつか追い付きたい気持ちを持ってプレーしてきた。拓実は海外でプレーしているけど、僕は大学。今大会も拓実は得点こそ決めてないけど、チームにすごい貢献していた」

 五輪出場を決めたイラク戦の翌日、クラブの要請でチームを離脱することになった南野とは優勝の瞬間を一緒に迎えることができなかった。南野からは「寂しいから早く海外に来てよ」と言われることもあるという室屋だが、次なる目標はリオデジャネイロ五輪のピッチに2人そろって立つことだ。

「小さいころから一緒にサッカーやっていて、今もこうしてプレーしているのは不思議だし、リオでも一緒にプレーしたい」。お互いがそれぞれの地で切磋琢磨しながら、半年後の本大会では再び一緒に48年ぶりのメダル獲得を目指していく。

(取材・文 西山紘平)

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