beacon

今後の長谷部の起用にも影響?フランクフルト、ヘルタから若手右SBを含む2選手を獲得

このエントリーをはてなブックマークに追加

 フランクフルトは1日、MFエニス・ベン・ハティラ(27)とDFヤニー・レゲーゼル(20)の2人をヘルタ・ベルリンから獲得したことを発表した。チュニジア代表のベン・ハティラは2016年夏までの短期契約で加わり、U-19ドイツ代表DFレゲーゼルは2019年までの契約となっている。

 フランクフルトは1月の移籍市場で、すでにDFカン・アイハン、MFサボルチュ・フスティ、マルコ・ファビアンとレギュラー級の新戦力を3人補強していた。ブルーノ・ヒューブナーSD(スポーツディレクター)は今冬のさらなる補強を否定したばかりだったが、クラブは1日に新たに2選手の加入を発表している。

 左ウィングを本職とするベン・ハティラは、これまでヘルタやハンブルガーSVでプレー。相次ぐ負傷により今季ヘルタでの出場はなかったが、ヒューブナーSDは「彼を迎えることで、我々の攻撃に優れた選択肢が加わる」とクラブ公式サイトで期待のコメントを述べている。

 一方、ヘルタ下部組織育ちのレゲーゼルは昨年10月にトップチームにデビューしたばかりの若手だ。ヒューブナーSDは、「右SBのタレントである彼を夏に獲得する予定だったが、取引を前倒しする機会が訪れた」と説明。「そのおかげで、ヤニーがここに馴染んでチームに溶け込む時間が十分にできた」と同選手を急かさない考えを語った。

 フランクフルトには右SBの選手としてティモシー・チャンドラーやアレクサンダル・イグニョフスキが在籍しているが、アルミン・フェー監督は日本代表MF長谷部誠をその位置で起用し続けている。だが期待の若手レゲーゼルがアピールに成功すれば、長谷部が本職の中盤に復帰することにつながるかもしれない。

●ブンデスリーガ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP