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決定力不足を嘆くベンゲルだが…「ワールドクラスのFWは路上にいるわけじゃない」

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 アーセナルは2日、プレミアリーグ第24節でサウサンプトンとホームで0-0と引き分けた。アーセン・ベンゲル監督は、得点不足に陥っているチームの決定力不足を懸念している。

 サウサンプトンGKフレイザー・フォースターのファインセーブに阻まれたアーセナルは、リーグ戦で3試合連続無得点に終わった。4試合白星がなく、首位レスター・シティに勝ち点5差の4位に転落している。

 ベンゲル監督は試合後、次のように述べた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「良いチャンスをつくったが、フィニッシュがひどかった。その代償を払うことになったよ。今夜のようなチャンスをつくったときは、勝たなければいけない。それができなかった」

「彼らのGKが素晴らしいパフォーマンスだったが、フィニッシュが悪かった。我々は3試合無得点だ。だが、チャンスはつくっている」

 だが、冬のマーケットでビッグネームのストライカーを獲得しなかったことは無関係だと強調した。

「ウチのチームを強くできるワールドクラスのストライカーを知っていたなら、君が移籍市場の締め切り前に言うべきだったんじゃないか。そういう選手たちは、道を歩いて『ここにワールドクラスのストライカーがいるけど、いるかい?』と言ってきてくれるわけじゃない」

「そういう選手たちはビッグクラブにおり、契約を結んでいる。手に入れられる選手はいないんだ。そしてウチには(セオ・)ウォルコット、(オリビエ・)ジル、(メスト・)エジル、アレクシス(・サンチェス)がおり、(ダニー・)ウェルベックが戻ってくる。我々はゴールを決めることができる。以前にそれは示した」

 レスター・シティ、マンチェスター・シティ、トッテナムと、タイトルを争うライバルたちが同日の試合で勝利しているだけに、アーセナルが勝ち点3を手にできなかったのは痛手だ。だが、ベンゲル監督は自分たちのことに集中しなければいけないと述べている。

「我々は信念と団結を保ち、自信を失わないようにしなければいけない。タイトルレースにおいて勝ち点を落としてしまったが、我々はライバルたちではなく、試合に勝つことに集中しなければいけない」

「レスターはまた勝った。もうみんな、特にメディアは、彼らのことを非常に真剣にとらえていると思う。だから、彼らもこれからプレッシャーにさらされるだろう。だが、我々はあまりレスターやシティのことを見ていてはいけない。我々は試合に勝ち、すぐに巻き返すことに集中しなければいけない」


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