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J・マルティネスを放出したアトレティコ、来夏のジエゴ・コスタ復帰を画策か

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 アトレティコ・マドリーは、すでに中国に移籍したFWジャクソン・マルティネスの代役について考えをめぐらせているようだ。スペイン『マルカ』や『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 3日、J・マルティネスの広州恒大への移籍が決定した。今夏得点力を買われてポルトからアトレティコに加入したJ・マルティネスだが、リーガ・エスパニョーラで2得点、チャンピオンズリーグで1得点と振るわず、移籍金4200万ユーロ(約54億9000万円)で新天地に向かうこととなった。

 J・マルティネスを放出したアトレティコは、来季に向けてその代役探しに動くとみられる。アトレティコの首脳陣が最も関心を寄せているのは、チェルシーFWジエゴ・コスタの復帰だ。2014年夏に移籍金3800万ユーロでプレミアリーグへと移籍したD・コスタを再び戦力として数えることを、ディエゴ・シメオネ監督が望んでいるという。

 ただ、アトレティコがD・コスタの復帰を実現させられるかどうかは、FIFAからの補強禁止処分に依存する。未成年選手の登録に違反があったとして今後2回の移籍市場における補強を禁じる処分を科されたアトレティコだが、これに対して異議申し立てを行ったところ、FIFAの上訴委員会が受け入れて処分を一時保留としている。

 D・コスタは先月、スペインメディアに対して「アトレティコに戻るかどうか?分からないよ。人生にはいつも色々な変化があるものだ。フィリペ・ルイスがどこにいるか見てみればいい。アトレティコのことはいつも遠くから見守って幸運を祈っているよ」と述べ、復帰の可能性を否定していなかった。

 アトレティコはJ・マルティネスの売却で、D・コスタの復帰を可能とするための十分な資金を得た。“相思相愛”の復帰が、来季開幕前に実現するのだろうか。

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