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クリバリへの差別行為を嘆くサッリ「審判の判断は良かった」

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 3日に行われたセリエA第23節で、首位ナポリラツィオと対戦し、2-0の勝利を収めた。マウリツィオ・サッリ監督は、敵地で起きたトラブルに心を痛めている。

 前半に2点のリードを奪ったナポリは、後半にペースを落としたものの、ラツィオに反撃を許さなかった。その後半途中、ナポリDFカリドゥ・クリバリに対する差別的なチャントがあったため、主審は2分ほど試合を中断させている。

 この件についてサッリ監督は試合後、『プレミアム・スポーツ』で次のように語った。

「中断は良い判断だった。厄介な状況になりつつあったからね。選手はつらいと思うが、チームメイトの助けで抜け出せると思うよ」

 2-0で勝利したことについては、このように述べている。

「前半はとても良いプレーだったが、後半は試合をコントロールしようとして、明らかに落ちてしまった。こうなると、我々はいつも困難にぶつかる。ラツィオは素晴らしい相手だった」

 同日に2位ユベントスが連勝を13に伸ばしたものの、ナポリも譲らずに勝ち点3を獲得。両チームの勝ち点2差は変わっていない。

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