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バルサファンのチャントを受け流すチェリシェフ 「何も聞こえなかった」

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 3日に行われたコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグで、バレンシアバルセロナに0-7の大敗を喫した。レアル・マドリーからレンタル移籍し、この試合がバレンシアでのデビュー戦となったロシア代表MFデニス・チェリシェフにとっては、いろいろな意味で散々な試合だったようだ。

 チェリシェフは58分から交代出場したが、すでに0-3とリードされており、バレンシアは退場者を出して10人になっていた。しかも登場後にバルセロナのファンから「チェリシェフ、愛してる!」というチャントを浴びている。今季のコパ・デル・レイ4回戦で、レアル・マドリーは出場停止だったチェリシェフを出場させ、失格となって敗退しており、最大のライバルを“敗退させてくれて、ありがとう!”と揶揄するチャントだった。

 チェリシェフは試合後、大敗について次のように語っている。『カナル・プリュス』のインタビューに答えたコメントを、スペイン『アス』が伝えた。

「試合が進むにつれて、厳しい状況になってしまった。理由は失点ではなく、我々のひどいプレーのせいだったね。とても悪い印象を与えてしまったけれど、早く立ち直らなければいけない。週末にはリーグ戦があるからね」

 屈辱的なチャントについては、次のように答えている。

「何も聞こえなかった。自分の仕事に集中していたから、それ以外は何も影響しなかったよ。今日はとても重要なレッスンを受けた。僕はバレンシアが再び浮上できるように、できる限りのことをするだけだ」

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