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[ニューイヤー杯]指揮官表情明暗…J3鹿児島とJ2北九州の九州対決はドロー

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[2.6 ニューイヤー杯鹿児島R 鹿児島1-1北九州 鴨池]

 ニューイヤー杯鹿児島ラウンドの第2戦が6日に行われ、鹿児島ユナイテッドFCギラヴァンツ北九州の一戦は、1-1の引き分けに終わった。両チームとも1分1敗。10日に行う第3戦では、鹿児島がジュビロ磐田、北九州が清水エスパルスと対戦する。

 先制は北九州だった。前半35分、左サイドから出たロングパスでエリア内に入ったFW池元友樹が中に折り返す。GKに反応されたが、こぼれ球を拾ったFW小松塁がボールコントロールからシュート。勢いのあるシュートがGKを弾いてゴールネットを揺らした。

 しかしわずか2分後の前半37分、鹿児島はMF五領淳樹の突破がMF井上翔太のエリア内でのファウルを誘発。このプレーで得たPKを五領が決めて同点に追いついた。GK阿部伸行も手に当てたが止めることが出来なかった。

 後半は右クロスを合わせた北九州FW多田高行のシュートがクロスバーに嫌われるなど、スコアが動くことはなかった。北九州の柱谷幸一監督は「ボールがない時にいい準備をしていない。相手にパスが出たときに最初の反応が遅い」と課題を挙げていた。

 今季よりJ3に昇格する鹿児島。3日の清水戦では1-5と力の差を見せつけられていたが、第2戦は北九州相手に踏ん張った。「かなり一戦目で刺激を受けた」と話したのは浅野哲也監督。「今日のテーマは今の力を出すことだった。比較的、若い選手が多いですが、理解してやってくれた」と笑顔で試合を振り返っていた。


●2016シーズンJリーグ全クラブ練習試合

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