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フィテッセ、零封負けで4戦未勝利…太田は5戦連続フル出場も奮闘及ばず

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[2.6 エールディビジ第22節 AZ 1-0 フィテッセ]

 エールディビジは6日、第22節2日目を行い、DF太田宏介が所属するフィテッセは敵地でAZと対戦し、0ー1で敗れた。これで4試合連続勝ちなし(2分2敗)。太田は移籍後5試合連続でフル出場を果たしている。

 太田の欧州デビュー戦となった第18節カンブール戦(2-0)以来、4試合ぶりの勝利を目指して敵地に乗り込んだフィテッセ。前半7分に太田が早速仕掛ける。左サイドの高い位置で1対1を迎えると、左右のフェイントで相手を揺さぶりながら得意の左足でクロス。しかし、精度を欠いてしまい、ボールはクロスバーの上を越えた。

 徐々にAZの攻勢を受ける形となったフィテッセは前半25分、太田がAZのFWアリレザ・ジャハンバフシュに振り切られ、鋭いクロスを上げられたが、失点は免れ、前半をスコアレスで折り返した。

 後半もAZのペースは変わらず、後半12分、右サイドからのクロスはフィテッセGKエロイ・ロームに弾かれたが、ボールはFWダブネイのもとへ。あとは押し込むだけだったが、ダブネイのシュートはミートせず、枠を外れた。

 それでも後半17分、AZが均衡を破る。FWフィンセント・ヤンセンが裏へ抜け出し、PA内から冷静にループシュート。ボールはGKロームの伸ばした手を越え、ゴールマウスに吸い込まれた。

 1点を追うフィテッセは積極的に前へ出て反撃を図るも、最後までゴールは遠く、0ー1のまま試合終了のホイッスル。2試合連続の無得点に終わり、3試合ぶりの黒星となった。

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