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リバプールサポ、チケット値上げに抗議 約1万人が試合中に応援ボイコット

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 6日に行われたプレミアリーグ第25節サンダーランド戦で、多くのリバプールサポーターが試合中にスタジアムを後にした。イギリス各メディアが報じている。

 後半に入ってリバプール2点を先行し、迎えた77分のことだった。アンフィールドの多くのサポーターが席を立ち、応援歌「You'll Never Walk Alone」に続き、「もうたくさんだ」とチャントを歌ってスタジアムから去っていく。報道によると、離席したのは約1万名のファンという。

 サポーターの行動は、チケット料金値上げに対する抗議とのこと。リバプールは来季から本拠地アンフィールドのメインスタンドの料金を77ポンド(約1万3000円)に設定した。これに対する抗議として、サポーターは77分に席を立つことにしたそうだ。

 リバプールはその後、サンダーランドに反撃を許して2失点。2-2のドローで試合を終えた。

 虫垂炎で不在だったユルゲン・クロップ監督に代わって指揮を執ったアシスタントコーチのリンダース氏は試合後、ファンの行動がチームのパフォーマンスに影響したわけではないと述べている。イギリス『BBC』がコメントを伝えた。

「我々には世界最高のサポーターグループの一つがいる。だから、彼らが何かを言いたければ、彼らにはその権利がある。あれはスタジアムの雰囲気を変えた。だが、我々のメンタリティーが変わることはなかったよ」

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