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ヒディンクがファン・ハールのスタイルに苦言「ポゼッション率を過大評価すべきではない」

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 チェルシーのフース・ヒディンク監督は、マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督によるポゼッション重視の戦い方は「イングランドでは許されない」として苦言を呈している。

 チェルシーとユナイテッドは、7日に行われるプレミアリーグ第25節の試合で対戦する。チームの置かれた状況はどちらも思わしいものではないが、戦いぶりに対してより批判を受けているのはファン・ハール監督の方だ。

 ファン・ハール監督と自身の戦い方に違いがあるかどうかと問われたヒディンク監督は、次のように答えている。イギリスメディアが伝えた。

「試合に対する異なるアプローチ、異なる見方はあるものだ。4バックとGKだけでボールを持ち、外へ開くばかりで縦へ行く意図を持たないのであれば、この国でそれは許されないと言える。まずは縦を考えるべきだと思う」

「ポゼッション率を過大評価すべきではない。ポゼッションを生かして何をするかだ。ボールを持ちたいチームは多いが、安全なやり方でプレーするのか、行けるときはすぐに攻めに行くのか?私は後者の方が好みだ」

 これをユナイテッドの戦い方に対する批判と捉えるべきかどうかについては言葉を濁した。

「それは分からないよ。彼らがどうプレーするかについて私が判断するのは難しい。彼らはもっとエリア内でプレーしたいと思っているが、我々も数週間前に同じ問題を抱えていたよ」

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