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就任後公式戦10戦負けなしも…ヒディンク「引き分けが多すぎる」

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[2.7 プレミアリーグ第25節 チェルシー1-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグは7日に第25節2日目を行った。スタンフォード・ブリッジではチェルシーマンチェスター・ユナイテッドが対戦。オランダ人名将対決はチェルシーが土壇場で追いつき、1-1の引き分けに終わった。試合後、チェルシーのフース・ヒディンク監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 指揮官は「勝ち点を得るに値する内容だった。ユナイテッドは立ち上がり優勢だったが、20分過ぎからはこちらにもチャンスがあった。守備の面でも改善され、先制ゴールでもおかしくない場面もあったしね。しかし60分に先制したのは向こうだった。あの場面でのプレスのやり方に関しては改善していかなければいけない」とコメント。

「それでも同点弾に向けていい立て直しが出来たし、両守護神の活躍も見逃せない要素だった。終盤は攻勢だったし、この結果に値するパフォーマンスだった」と振り返る。

 またこの日の試合では0-1の後半11分にDFクルト・ズマが着地の際に痛めて交代。担架に運ばれてピッチを後にしていた。ヒディンク監督は「シーズン絶望は大げさかもしれないが、ひどく痛めたことは確かだ」と説明し、「とにかく今はいい知らせを待つしかない。想定できるケースのうち、最悪のものにならないことを祈る」と話している。

 この日のドローにより、ヒディンク体制で公式戦10試合負けなし(4勝6分)となったチェルシー。しかし指揮官はリーグ戦2試合連続ドローという事実を指摘。「今のチームは引き分けが多すぎる。数字的には可能だが、まずは勝つ必要がある」と冷静にコメントした。勝ち点30で13位に位置しているチームは次節、ホームでニューカッスルと戦う。

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