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山形退団のDF中村英之が現役引退を表明

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 モンテディオ山形は8日、DF中村英之が現役を引退することを発表した。

 順天堂大から07年に水戸に加入し、プロデビューを飾った中村。草津、岐阜を経てを昨年、山形に加入したが、リーグ戦の出場はなく、ナビスコ杯1試合と天皇杯1試合の出場にとどまった。

 クラブを通じて中村は「プロサッカー選手としての9年間、どんな時も応援して下さったファン・サポーターの皆様には本当に感謝しています。そして、これまで関わってきたスポンサーの方々、トレーナーやドクター、そして僕を取り巻く全ての方々に大変感謝申し上げます。丈夫な身体に育ててくれた両親、サッカーをするきっかけを作ってくれた兄、これまで携わってきた指導者の方々に、今まで以上に感謝の気持ちを伝えたいと思います」と、感謝の気持ちを述べた。

 また、これまでのプロ生活を振り返り、「プロのキャリアをスタートしてからの9年間、毎日を全力で生きてきました。ただ、満足したことは一日もなかったです。振り返ればケガと向き合う時間も多く、どちらかと言えば辛いことの方が多い選手生活だったように思います」と語り、今後については「アメリカで英語力を身につけながら、将来のための準備をしていきます。近い将来、日本のスポーツ界やサッカー界の成長・発展の手助けができるように努力していきたいと思っています」とコメントした。

 以下、クラブ発表のプロフィール

●DF中村英之
(なかむら ひでゆき)
■生年月日
1984年6月3日(31歳)
■身長/体重
186cm/78kg
■出身地
埼玉県
■通算出場記録
J2リーグ戦:164試合10得点
カップ戦:1試合
天皇杯:7試合

●2016年Jリーグ移籍情報

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