第94回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜候補合宿が7日から静岡県内で行われている。合宿は8日に駒澤大と練習試合を行い、9日午後に解散する予定。最終的に18名が3月に欧州遠征を行い、第54回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(ドイツ)に出場する。

　市立船橋高の守護神として夏の全国高校総体準優勝に貢献し、選手権では東福岡高にPK戦で敗れたものの、好守を見せて大会を無失点で終えたGK寺尾凌(3年)が選手権で印象に残った試合と今回の高校選抜選考合宿について、そして16年の意気込みについて語った。

以下、寺尾コメント
●市立船橋高GK寺尾凌(3年)
―予選も含めて選手権で印象に残った試合は?
「印象に残っているのは東福岡戦で一番ヤマ場の試合だったので。負けてしまったんですけど、PK戦が自分の中では一番印象深いです」

―今回の日本高校選抜選考合宿で感じたこと、意気込みなどを
「周りのレベルが凄い高いなと感じました。脇野も坂口もとても高いレベルでやっていて凄い見習うことが多いと思いました。今回の合宿は自分が次へステップするためにも、凄く大事だと自分では考えています」

―16年の意気込みを教えて下さい
「大学でレギュラーを取ることなんですけど、その前に自分のスキルレベルを上げなければいけないと思います」

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文　吉田太郎)

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