今季プレミアリーグで躍進するレスター・シティからスカウトを引き抜いたアーセナルだが、引き抜くべき人物を間違ったのかもしれない?　元イングランド代表のギャリー・リネカー氏が語っている。

　レスターのテクニカルスカウト部長を務めていたベン・リグルワース氏は、アーセナルへの”移籍”を自らのツイッターで発表。チームの躍進により選手だけでなくスタッフも評価を高め、ビッグクラブへの栄転を果たすことになった。

　リグルワース氏は、今季レスターで主力として活躍するFWジェイミー・バーディやリヤド・マフレズ、MFエンゴロ・カンテらをクラブに連れてきた人物だとされる。だがリネカー氏によれば、この3選手やDFクリスティアン・フクスらの獲得の真の立役者はほかにいたのだという。

　1978年にレスターでデビューし、7年後にエバートンへ移籍するまでプレーしたリネカー氏が次のように語ったとして、イギリス『ガーディアン』が伝えている。

「アーセナルが間違ったスカウトを引き抜いたのは面白いね。そういう選手たちを見つけて買ってきたのはスティーブ・ウォルシュだよ」

「彼がマレズを見つけたときのことを知っているが、別の選手を見るために派遣されたがマレズを連れて戻ってきたんだ。彼は素晴らしい仕事をしていて、レスターの成功の大きな鍵になっているね」

　アーセナルとレスターは、今週末のプレミアリーグ第26節の試合で対戦。首位に立つレスターが、5ポイント差で3位のアーセナルのホームに乗り込む。

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