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ペップ、“ロッベン判定”はルールがおかしい?「PKと退場がセットは馬鹿げている」

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 バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、「PKとレッドカードのセットは馬鹿げている」と強く訴えた。『マルカ』が伝えている。

 この発言には論争を巻き起こしている10日に行われたDFBポカール準々決勝の一場面が、発端となっている。前半終了間際、1点リードのバイエルンはエリア内でFWアリエン・ロッベンが倒されてPKを獲得。PKはGKが止めて得点にはならなかったが、このプレーで退場者を出したボーフムは後半に2失点して、合計0-3で敗れた。

 退場者を出すまでは、1失点していたとはいえ、互角以上の奮闘を見せていたたけに、試合後にはボーフムのスタッフ、選手らから判定に対する怒りの声が多く聞かれた。

 ドイツ『シュポルト1』によると、ボーフムのGKマヌエル・リーマンは「ロッベンは、基本的に90分間地面に寝転がっていた。彼は接触を待っているだけ。そして毎回転がって、ホイッスルが鳴るのを待っている。あんなにうまい選手なんだから、そんなことをする必要はないはずだ」と声を荒げた。

 ロッベンの“ダイブ”はたびたび批判の的になるが、グアルディオラ監督はそもそもルールに欠陥があると主張している。

「あのルール、PKと退場がセットになっているのは馬鹿げている。FIFAは変えるべきだ。PKだけで十分だ。今回は私たちが得をする形になったが、将来私たちに不利に働くことだってありえるんだからね」

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