もはや、戦う前から負けているようなものだ。4万人を飲み込むスタジアムで、ホッフェンハイムにとって「完全アウェー」になるかもしれない。

　ホッフェンハイムは現在、ブンデスリーガで下から2番目の17位につける。次節は、さらに重要性が増す。16位と、自動降格ラインを挟んで1つ上の順位に立つブレーメンとの対戦なのだ。この直接対決での勝利は、勝ち点6の意味を持つ。

　だが、そんなホッフェンハイムの心は、試合前から折れてしまうかもしれない。試合開始48時間前の時点で、アウェーのホッフェンハイムのサポーターの席のチケットは、191枚しか売れていないというのだ。

　ベーザー・シュタディオンは4万人超を収容できる。当然、1部残留を願うブレーメンのファンは、熱狂的にチームを後押しするはずだ。

　果たして、この「負けられない一戦」の行方は…?

　今季最初の対戦となったブンデスリーガ第4節での対戦では、ブレーメンがホッフェンハイムのホームに乗り込み、3-1と勝ち点3を持ち帰っている。

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●ブンデスリーガ2015-16特集