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クラブの支持表明を不要とするファン・ハール「モウリーニョと接触していたら落胆」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督は、クラブを信頼している。だからこそ、自身への支持を表明する必要はないとした。だが、噂されるジョゼ・モウリーニョ氏との接触が事実なら「落胆」だとも述べている。

 ファン・ハール監督はユナイテッドと2017年まで契約を結んでいるが、イギリスのメディアは、クラブがモウリーニョ氏と接触したと報じている。一部では、モウリーニョ氏が友人に内定していると明かしたとも伝えられているところだ。

 12日、ファン・ハール監督はユナイテッドがモウリーニョ氏に接触したのであれば「落胆」だとしたうえで、クラブを信じていると述べた。イギリス『BBC』が伝えている。

「サッカーではそういうこともあり得る。だが、私は(接触があったとは)思わない。(エド・)ウッドワード副会長やグレイザー家との関係があり、(接触があったなら)私に言っていただろう」

 では、ユナイテッドが公にファン・ハール監督支持を表明すべきかと問われると、ファン・ハール監督はこう答えている。『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「彼らが声明を出す必要があるとは思わない。何度も言ってきたように、メディアが話をでっち上げており、その話に答えなければいけない。何もないところから話がでっち上げられたと思うか?イエスだ」

 プレミアリーグで5位のユナイテッドは、このままの順位で終わり、ヨーロッパリーグで優勝しなければ、チャンピオンズリーグ出場権を得られない。ファン・ハール監督は、評価はクラブが下すものだと述べた。

「それはクラブ経営陣に聞くべきことだ。私には3年の契約がある。君らも知っているだろう。4位になれば良いシーズンだったと言えるか? そうだと思う。だが、分析するのは経営陣と、おそらくはメディアだ。私は常に状況や仕事ぶりを見なければいけないと思う。経営陣はそれをしていると思うよ」

 チームは昨年末の不振から脱却している。チームのムードは良いようだ。

「その点ではうまくやっていると言える。12月に4連敗したが、今のプレーを見れば、我々が精神的に強く、重圧に耐えられると言えるはずだ」

「だが、それでは十分じゃない。我々は一貫して結果を良くし、連勝を続けなければいけないんだ。ライバルたちとの差を縮めなければいけない。シーズンを通じて2016年に入ってからの結果を出せれば、我々は王者だ。我々はそれを毎週示さなければいけない。差は大きいからね」

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