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昨季を超えたドルトムント トゥヘルは内容に不満も結果に満足

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 ドルトムントは13日、ブンデスリーガ第21節でハノーファーと対戦し、1-0の勝利を収めた。トーマス・トゥヘル監督は内容に不満があることを認めながらも、勝ったことが大事だと語っている。

 ブンデスリーガで2位につけるドルトムントは、MF香川真司を先発に戻し、最下位から勝ち点3を獲った。試合後の指揮官のコメントが、クラブの公式サイトで紹介されている。

「最初の15~20分間は非常に良かった。何度も敵陣でボールを奪い、マルコ・ロイスも絶好機を迎えている。クロスバーに当たったFKもあった。その後も攻守の切り替えからまずまずのチャンスをつくった。相手ペナルティーエリアエリア内での精度がもう少し高ければ、と思う横パスもあったね」

 だが、その後は苦しんだ。

「全体的にはかなりタフな試合になった。全体的に精度が低くなり、集中力を欠いて、技術的なミスも増えた。ちょっと考えすぎているようにも見えた」

 それでも、勝ち点3を手にした事実が大事だ。

「向上の余地があることは分かっている。我々は自分たちの力を引き出しきれなかったが、問題ない。これから数週間は最高レベルで試されることになるが、我々は準備ができている」

 MFヘンリク・ムヒタリャンの決勝弾にも触れている。ドルトムントにとっては今季リーグ戦53得点目にして、初めてペナルティーエリア外からのゴールだ。

「カウンターから素晴らしい形でフィニッシュを決めたね。彼はあの場面で最後まで待って判断した。それも確信を持ってね。きれいにボールをミートし、決勝点を決めた。我々はみんな、ものすごく喜んでいる」

 これでドルトムントの勝ち点は48。昨シーズンの46ポイントを超えている。

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