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本田がセリエAで483日ぶり35mロング弾!1G1Aでミラン勝利に大貢献

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[2.14 セリエA第25節 ミラン2-1ジェノア]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは14日、ホームでジェノアと対戦し、2-1で勝利した。公式戦11試合連続の先発出場を果たした本田は、前半5分の先制点をアシストすると、後半18分にはロングシュートで追加点を奪う大活躍を見せた。

 前節のウディネーゼ戦を引き分けたことで連勝が2で止まったミラン。ただ先月10日のローマ戦以来の負けなし記録は継続させている。そして故障者の情報もあったが、左太ももの損傷と発表になったMFユライ・クツカはベンチ入りしなかったが、離脱の可能性があったFWエムバイェ・ニアンがスタメンに名を連ね、前節を欠場したMFジャコモ・ボナヴェントゥーラも2試合ぶりの復帰を果たした。

 本田がいきなり魅せた。前半4分、ミドルレンジにこぼれたボールに反応した本田は迷わず左足を一閃。枠右上隅に向かったボールはGKの好セーブに弾かれたが、サン・シーロのサポーターを沸かせる。

 するとこのプレーで得たCKの流れだった。MFアンドレア・ポーリが右サイドでCKを蹴ったボナベントゥーラに戻すが、オフサイドと判断したボナベントゥーラはプレーに関与しない。追い越した本田がラインぎりぎりで粘ると、すぐにクロスを上げる。これがファーサイドで待つFWカルロス・バッカまで届き、先制点が生まれた。

 その後も本田は攻撃を牽引する。そして後半18分、ついにその時がやってきた。ロングレンジでボールを受けた本田はドリブルでタイミングを図りながら、左足を一閃。勢いよく放たれたボールはワンバウンドでゴールに到達。距離にして約35mのロングシュートがゴール右隅に吸い込まれていった。

 待ちに待った本田のセリエAでのゴール。今季は8月17日のコッパ・イタリアで得点を奪っていたが、リーグ戦では初ゴール。そしてリーグ戦のゴールは2014年10月19日のベローナ戦で2ゴールを奪って以来で、実に483日ぶりの得点になった。ミランは後半アディショナルタイムに、今冬ミランから移籍したMFアレッシオ・チェルチにゴールを許したが、同点ゴールは許さず2-1で勝利した。

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